ひぐらしのなく頃に 業②
- mellowmelodious
- 2020年11月20日
- 読了時間: 3分
やー、第七話が衝撃だったんで、
またもや絶賛放送中の「ひぐらしのなく頃に 業」について書こうと思います。
と言っても、今作から「ひぐらし」に出会った方で、
カケラでもネタバレを読みたくない方は、見ない方が吉。
逃げて。
早く。
走って。
で、ですよ。
いやいやいや、第七話『綿騙し編 其の参』。
田村ゆかりさんの2020年版の❝黒❞梨花ちゃん、最ッッッ高でしたね。
最初のTVシリーズから、14~5年経っとるワケですよ。
その間ずっっっと最前線のマイク前に立ち続けて、積み重ね続けて、バッキバキに練り上げられて来た芝居の進化具合に心底ヒリヒリした。
感動的に上手いな゛ぁー。
国の宝。
大好きです。
姉弟子は偉大(自分も元アーツビジョンでして、師匠が同じ方なのです)
あのブチ切れの滲ませ方よ。
語尾で絶妙に息抜くところ、笑い方、ゾクゾクした。
もー、梨花ちゃんがどういうキャラか知った上で、あのシーンを見ると、心がエグられる。
嗚呼。
しかも、ラストでスッと普段通りに戻って、極上の笑顔で、
「行って、遊ぶといいのですよ♪」(もう手遅れだから、せめて今を楽しんでおきなさい)
嗚゛呼ッ。
いやしかし「ひぐらし」は原作の一編一編が、まーボリュームがあって長いんです。
それを各4話でやるのは、尺があまりにも足りなくて、勿体なくて仕方ないですね。
もっとじっくり描いて欲しいと思わずにはいられない。
詩音に対する圭一の心情描写とか『あれ?そこ、足りなくないスか?それじゃ、初見さんに伝わらなくないスか?』と、詮無い話ですが思ってしまったり。
つか、前回も書きましたが、相変わらず、ゆきのさつきさんも最高ですね。
国の宝。
魅音も詩音も、とてもとても愛おしい。
ゆきのさんってアフレコ時、魅音と詩音、よっぽどセリフが近くない・被らない限り、
ふたりで会話するシーンでも別録りしてないそうなんです。
それで、あのクオリティの演じ分け、素晴らしいですよね。
かっこいい。
あのワンセンテンスごと、句読点ごとに、細やかに滑らかに芝居のギアチェンジされてんの超絶シビれる。
一度だけ現場、ご一緒出させて頂いたことがあるんですが、マイク前でめっちゃ動いて芝居されてて感動しました。
だから、あの躍動感のある芝居が生まれるんだ、と。
因みに、見てて瞳孔が広がった第八話の梯子のシーン。
ドラマCD版のあそこのシーン、最恐ですよ。
聴いてて、声に出して「ッ怖ぇぇッ!!(涙」言っちゃいます。
で、鷹野三四役の伊藤美紀さんもねー、もー、もぉ堪らんスよねー。
あのタメ息が出るくらいの美声と、唯一無二の芝居。
国の宝。
語尾のノドの使い方・鳴らし方、茶風林さんと一緒で、口パクから解放された時の遊び心、果てしなく勉強になる。
今から、見せ場のシーンが楽しみで仕方ない。
あと、脚本家さんの仕業なのか、演出さんなのか、監督さんなのか、
キャラデザが『物語シリーズ』の渡辺明夫さんだからって【シャフ度】をブッこんで来たのは笑ったw
そう、絵も素敵ですよねー。
渡辺明夫さんのくちびるの描き方は、発明。
個人的に、第八話の教室での沙都子の作画が良過ぎてびっくりした。
息をのむ美少女。
思わず、スクショしました。
過去イチ、沙都子が可愛く描かれてたと思う。
あそこの原画を担当された方は恐らく沙都子推しなんでしょう。
見事なまでの沙都子への愛が漲ってました。
やー、今回も愛を語った。
「ひぐらしのなく頃に 業」今後も楽しみです。
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